■講師

慶應義塾大学 グローバルセキュリティ研究所 特任講師 坂倉杏介氏

NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 感覚表現グループ 主任研究員 渡邊淳司氏

 

 

■概要:

心臓ボックスをつかって、自分の鼓動を取り出し触れてみるという体験を行いました。自分の心臓だけでなく、まわりのお子さんや保護者の心臓の音を確かめます。静止時や運動をした時の音の速さや大きさの違いを心臓ボックスへ取り出して触れる体験を行いました。

<動画>

 

 

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心臓とは?「自分の心臓を触ったことがありますか?」
生まれてから動き続けて、一度も止まったことのない心臓に、心臓ボックスを使って触れてみました。
手のひらで鼓動を確かめた後、心臓ボックスを使って触れてみました。自分の心臓の音。続いて隣のお友達の音。「自分の音とお友達の音は違いますか?」
大きさや速さが少しずつ違うという声があがりました。

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「お父さんやお母さんの心臓の音も触らせてもらいましょう。違いはありますか?どんなふうに違うでしょう。お父さんお母さんの心臓の音を触らせてもらった後は、自分の心臓を触ってもらいましょう。
お父さんお母さん以外の人の心臓は?」

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縄跳びをして、鼓動の変化を確かめました。
「風船を膨らませてみたり運動をしてみた後で、自分の心臓がどのように変わるか試してみましょう。
どんなふうに変わりましたか?」
こどもたちからは、「早くなった」「強くなった」という声が上がりました。
「自然に早くなって、またゆっくりに戻っていく様子がわかりましたか?」

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自分の心臓を心臓ボックスにふきこみました。
「しんじゃう。」「しんじゃうかな。やってみないとわからないから試してみましょう。」
記録した心臓ボックスを両手でつつんでみたり、頭に当ててみたりしてみました。

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心臓ボックスのスイッチをとめました。
「しんじゃった?少しさみしい感じがしますね。」
みんなの心臓なので、先生たちは止めづらいので、止めてかえってくださいね。