■講師:
東京慈恵会医科大学(NPO法人愛宕救急医療研究会)武田聡氏
東京慈恵会医科大学(NPO法人愛宕救急医療研究会)太田修司氏
■概要
救命医師や学校の保健の先生、看護師さん、医療スタッフ、プログラムデザイナーなどのスタッフから圧迫法について学びました。VTRをみながら説明をうけ、配布のあっぱくくんや人形を使って実際に胸骨圧迫(心臓マッサージ)の練習を行いました。
<動画>
講師紹介に続いて、メッセージビデオでAEDの解説が行われました。
「心臓突然死はどのくらいの数おきているのでしょう。交通事故にくらべてもずっと多い数起きています(6万人/年)。5分以内にAEDで電気ショックを受けるとずっと生き残る確率が上がります。」
続いて、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の説明。「昔は人工呼吸とセットで行われていましたが、突然の心臓停止には心臓マッサージだけで十分な場合が多いようです。」
実際の現場に立ち会った時の対応を練習します。
「人が倒れていたら…?安全な場所か確認しましょう。安全だったら、肩をたたきましょう。『119番通報とAEDをお願いします!』と声をかけましょう。」
押し方の練習。「手を組みましょう。指先をぐっとあげて肘をのばします。手の付け根がまっすぐになるように。腕を曲げずくにおしましょう。強く5センチ以上の強さで。一分間に100回以上のペースです。」
続いてAEDの使い方の説明がありました。「完璧でなくていいので勇気をもって声をかけ、できることをしてください。お父さんお母さんへ。救命措置の結果に、助けられなかった時に。責任を問われることは基本的にありません。」
4つにわかれて、人形をつかって体験をしました。「PUSHその1胸を押す。PUSHその2AEDのボタンをおす。PUSHその3みんなの背中を押して勇気を持ってもらえればと思います。」