■講師:

NPO法人キャンサーネットジャパン 後藤悌氏/東京大学呼吸器内科

■司会

小林美幸氏 フリーアナウンサー

 

■概要

40分間現役医師である後藤先生から、医者になった経緯、医者の仕事とは、仕事のやりがい、専門である癌についてお話しを伺いました。その後、20分間質疑応答。質問内容は、「今まで行った治療で、成功する確信はどのくらいあって治療をしてきたか。」「二回目の癌の生存率が1パーセントというのは本当?」「医学部を念頭においた勉強をしたか。」「浪人中のモチベーションを保つ方法」など。

 

<動画>

 

 

P1230730

 

若手現役医師である後藤悌先生より医者になった経緯、医者の仕事とは、仕事のやりがい、専門である癌についてお話しを伺いました。

「両親が医師だったが、医師になると決めたのは高2の冬です。友達の中にはブラックジャックを読んで外科医にあこがれる人がいがいましたが、自分は裁縫が苦手だったので、別の道を目指しました。」

 

P1230654

医者の仕事について。
「内科医として病院に勤務していますが、研究所勤めであったり保健医療機関で働いたりなど、一口に医者といっても仕事は多岐にわたります。また人の身体はどこをとってもそのひとにとって大事なものであるからこそ、医者という仕事は大事な仕事であると思います。」

 

P1230710

医者になって何ができるか。
「死ぬ間際に家族がそばにいないという現実を身近にみる機会もあるので、悲しみもありますが、人の命に最も関われる仕事であり、人から感謝されるので、医者という仕事にほこりをもっています。」

 

P1230702

ご専門である癌について。
「日本人の三人に一人ががんで亡くなります。人は生涯に約10京回細胞分裂しますが、分裂時にごくまれに発生するエラーが癌です。他の病気と違い抗生物質でなおすことのできない癌ですが、現在は抗がん剤の研究がどんどん進められています。」

 

P1230716

質疑応答
「今まで行った治療で、成功するとどのくらい確信して治療を行ってきましたか。」
「二回目の癌の生存率が1パーセントというのは本当ですか?」
「医学部を念頭においた勉強をしたか?」など