■開催日

平成27年12月19日@秋葉原UDX

 

■動画

 

■講師

宇宙航空研究開発機構 コズミックカレッジ講師
俣野 綾子(またのあやこ)先生

 

 

■概要

地球も、太陽の終わりと一緒に、いつかは星の一生を終える時がやってきます。その時のために、今回は地球上にたくさんいる動植物を何種類か選んで、新たな星へと旅立ちました。チームごとにわかれ、食物連鎖のことも考え、何を連れていくかを真剣に考えました。到着した星では、さらに生き残っていくための方法を考える必要があります。たくさんのアイデアがでました。

 

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JAXAは、ロケットや輸送システム、国際宇宙ステーション、地球観測、航空の開発や研究をしています。

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太陽は、今までと同じくらいの時間たったら、なくなってしまいます。そのとき、地球も一緒になくなってしまいます。だから、その前に、宇宙の他の星に移り住むことを考えました。

 

 

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人間だけが移動しても、食べるものがなくなってしまいます。何を持っていけばよいでしょうか?宇宙に行くには、1キロあたり500万円くらいします。だから、たくさん持っていくことはできません。だから10種類だけ連れていきます。新しい星には、空気と水があります。

 

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肉食動物、草食動物、虫、植物、菌類から選び、食物連鎖も考えます。そして宇宙に飛び立ちましたが、宇宙では思わぬアクシデントが。結局苦労して新しい星へ到着した時には、グループによってはだいぶ種類が減ってしまいました。しかし、気を取り直して、初日の豪華な食事を考えます。連れてきたものを使って、おいしい食事を考えました。

 

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新しい星での初日は無事に終わりました。これから生きていくための道具を考えます。どんな道具が必要でしょうか?

 

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■事務局から

2015年冬のプログラム(4回シリーズ)のテーマは、「地球とわたしたち」。3回目となる今回は、JAXAの協力をいただき、宇宙へ移住するという設定の中で、地球に生きる私たち(動植物)を考える機会としました。

 

10種類という限られた数の動植物を選ぶには、私たち人間の食糧になり、それぞれの種が生きていくための食物連鎖を考えなくてはなりませんでした。

 

また、宇宙では、想定外の出来事が起こります。新しい星でも生き抜いていくための方法を考えなくてはなりません。こどもたちはチーム毎に色々話し合い、生き抜いていくための素晴らしいアイデアを沢山出してくれました。宇宙で多くの生き物を失ってしまったチームも、めげてしまうことなく、最後まで頑張ってくれました。

 

こどもたちの知恵の豊かさを感じました。保護者の方々が一つのチームを作り参加して下さった事も、こどもたちの良いモチベーションになったようです。